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映画監督と映画プロデューサーをつなぐアイデアの蔵

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ABOUT IKURA

RECENT FILM PROJECT

NO.63/59

NAME :

眞田 康平

TITLE :

『中二の森』

田舎の中学生の亮太(14)は都会から転校してきた麻美(14)が映画好きということに心を動かされ(そんな人を初めて見たから)、いじめらている透(14)と、亮太の事が好きな幼馴染の渚(14)を巻き込んで、田舎には無い映画館に子どもだけで行こうと約束する。しかし、立場の違いでバラバラになった4人はそれぞれの方向に進んでいく。亮太は自転車で隣県のショッピングモールまで山を越えて向かうおうとするが‥‥

  • 青春
  • ドラマ
  • 脚本有

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ABOUT THE PROJECT :

近くに映画館のない田舎の中学生が、自転車に乗って隣県のショッピングモールに映画を見にいくという実際にあったエピソードを聞いた時、寂しく暗い森を疾走するイメージがなんて映画的なんだと感じました。田舎の陰々滅々として逃げ場のない状況から中学生が抜け出すために、自力で(チャリで)山を越えようとする。そこには日常から離れ、大人になるために必要な『決定的な瞬間』があるのではないか、と思ったのが企画を考え始めたきっかけです。
 と同時に、脚本を書き進める中で、都会と田舎の学生たちの格差を意識するようになりました。そこには実際、教育格差があり文化格差がある。ただ映画館に行くことさえ別の世界の出来事のように感じるような、子どもだけでは簡単に越えられない大きな壁が立ちはだかっている。その壁を越える所を描かなければいけないのでは?
 全てがそうとは言いきれませんが少なからず昔から存在している格差。学校では将来の選択肢の意味さえ教えず、大人たちは最初から諦めるよう諭し、同級生は勉強することさえ馬鹿にして、しょうがないが口癖になってしまった子どもたち。
 それでも、と思うのです。そこに一矢報いる物語が今必要なのではないでしょうか? 諦めることが当たり前になっている私たちに代わって、怒って、泣いて、走ってくれる作品が今必要なのではないでしょうか? 私はそういう映画が見たい。この物語がまだ見ぬ何かを夢見て今も机の下で膝を抱えている誰かに届いたら。そう思って脚本を書きました。
「映画館は逃げ場所かもしれない。でも、だから、最高なんじゃないですか。」
そういう映画を撮りたいと思います。(2023.3.29掲載)

CLOSECLOSE

NO.62/59

NAME :

清水健斗

TITLE :

『エデンの果実』

心臓移植を受けた由香里は頻繁に悪夢を見るようになり、趣味嗜好・性格にも変化が現れる。
それはドナーの記憶や精神がレシピエントに転移する「記憶転移」という信じがたいものだった。
そしてドナーは由香里の恋人・剛史の妹を誘拐し殺害したとされる死刑囚のものだった……。

恋人に移植された心臓が妹の仇と知り、苦悩しながらも必死に支え愛し続けようとする男。
死刑囚の記憶に侵食されはじめる恋人。
崩れはじめた二人の関係は悲劇をうみ、二人の逃避行が始まる。

  • サスペンス
  • ドラマ
  • ミステリー
  • 恋愛
  • プロット有
  • 脚本有
  • パイロット版有

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ABOUT THE PROJECT :

「人間を形成するのは躯体か?心か? 愛は人間のどこに向けられているのか?」
人を愛する、好きになる。一見簡単な言葉に感じるが、愛というのはとても微妙なバランスで成り立っている。
もし、愛した人がほんの少しでも違う性格だったら、違う容姿だったら、声色が違っていたら…‥。たとえ微妙のズレだったとしても、好きになる・愛するといった感情は湧いてこないかもしれない。
それはどれか一つの要素だとしてもかけてしまったら『その人』ではなくなってしまうからだ。
そしていい要素も悪い要素も含めたその人の全部を理解し受け入れることが人を愛するという事なのだ。
今作は、心臓移植を機に体と心のバランスが崩れていく女性と、必死に支え愛し続けようとする男性を通し、人間を形成するのは躯体か?中身(心)か? 愛情や想いは人間のどこに向けられているのか?
そんな普遍的な愛と心のあり方を、人との距離感や日常の尊さ大切さを実感させられた現代を生きる人達に問いかける。

CLOSECLOSE

NO.61/59

NAME :

志萱大輔

TITLE :

『K』

書けない新人作家・朝浦真子は、
ゴーストライターとして代筆した今をときめく人気俳優・Kの半生を綴った自伝的小説が予想を超える大ヒットを記録したことで、作家としてかりそめの成功を手にしてしまう。

一方、全てを手にしたかのように見えたKだったが、ある日、原因不明の失踪を遂げてしまう。

5年後。
何の前触れもなくKから一通の手紙が届いたことで、夢を諦めたはずだった真子の心に再び火がつく。

Kの失踪の謎を解き明かし、
彼をモデルにもう一度、自分の小説を書くことを密かに企てた真子は、
彼がひとり隠れるように暮らす山荘を訪れ、やがて執筆するという目的でひと夏、その場に滞在するようになる。

世間を離れ、隠遁生活を送るKとの秘密の共同生活を通し、
執筆するという目的で始まった 真子のKを『知りたい』という欲望が
少しづつ『慕わしい気持ち』に転じていく_

  • ミステリー
  • 恋愛
  • プロット有

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ABOUT THE PROJECT :

逃避という言葉、行動に強く関心がある。
ある日、全てを捨て、逃げる。
そしてそのまま社会の枠から、弾け出る。
段々と名前も薄くなり、すうっと自分が誰でもなくなるような感覚。

はたして現代社会では、完全なる逃避は叶うのだろうか。
もし叶ったとしても、
人間、誰とも関係を結ばず、たった一人、透明な存在として生きていくことなんてできるのだろうか。

この物語は、作家である女の視点から、
ある日、忽然と姿を消した謎多き男の姿を見つめ、他者を知っていくということの裏に隠されたミステリーを描く。

そして緑あふれる真夏の別荘地を舞台に、
自ら望んで孤独を選びながらも、
ただどうしようもなく「誰かと繋がっていたい」と、矛盾する男女の姿を捉えたい。(2022.3.3 掲載)

CLOSECLOSE

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DIRECTOR

NEW!!

眞田 康平

NEW!!

志萱大輔

NEW!!

佐藤快磨

NEW!!

中嶋駿介

NEW!!

松浦真一

NEW!!

内田伸輝

NEW!!

浅沼直也

NEW!!

塚田万理奈

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