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DIRECTOR

NAME :

坂本悠花里SAKAMOTO Yukari

PROFILE :

上智大学で哲学を専攻後、東京藝術大学大学院映画専攻にて編集を学ぶ。2019年公開の『21世紀の女の子』で『reborn』を監督する。その後、2019年に制作した自主映画作品『レイのために』が第20回TAMA NEW WAVEコンペティション部門、大阪アジアン映画祭2020インディーフォーラム部門、大阪アジアン映画祭オンライン座などで入選・上映された。2022年にコロナ禍で制作した短編映像『木が呼んでいる』が藝大アートフェス2022でアート・ルネッサンス賞を受賞。

FILMOGRAPHY :

【Feature Film】
『おばけ』(2014)
『レイのために』 (2019)

【Short Film】
『reborn』《『21世紀の女の子』収録(2019)》
『木が呼んでいる』 (2022)

【MV】
「さよならのいきもの」(2014)
「セルアウト禅問答」(2015)
「十月の月」(2016)

AWARD :

『レイのために』
第20回TAMA NEW WAVEコンペティション部門入選
大阪アジアン映画祭2020 インディ・フォーラム部門入選

『木が呼んでいる』
藝大アートフェス2022/アート・ルネッサンス賞

VIDEO :

『木が呼んでいる』

  • Blog

FILM PROJECT

この監督が提案する企画

NO.66/62

TITLE :

めざめ

小学6年生の典子は、中学受験のために塾に通っている。これはシングルマザーである母の意志によってであり、典子の意志ではない。典子は成績レベルが下のクラスで、のんびりと過ごしていた。ところがある日、典子は塾の特進クラスに上がり、状況が一変する。特進クラスの子供たちは、天才で勉強するために生まれてきたような子、周囲にマウントをとる子、親の期待に応えるべく吐いてでも勉強する子……など、典子は圧倒される。典子は一度は塾を辞めようとするが、塾と比べて平和的な学校生活に刺激を感じず、勉強と向き合うようになる。典子は次第に成績が上がっていく。しかし典子が過去に起こしていた暴力的な面が再び現れてクラスメイトにつかみかかってしまい、母に中学受験をやめて田舎へ移住することを提案される。典子は母に逆らい、受験をすることを選択する。

  • ドラマ
  • プロット有

ABOUT THE PROJECT :

中学受験、それは子供だけの意志というよりも、保護者の意志が多く含まれている。しかしもう小学生だから自分で考える頭もあるし、自己主張もする年齢だ。だから、子供なりに中学受験とどう向き合うか、あるいは向き合わないで適当にこなすのか、折り合いをつけなければ精神的に壊れてしまう。覚悟を持てない子どもたちは、大人たちのプレッシャーに飲み込まれていってしまう。子どもたちは、成績と結果だけが全ての受験戦争で、どう生きていくのか。他の子供たちより少し早く大人にならなければいけなかった、中学受験に挑む子どもたちの姿を描きたい。
また、自分自身の内にある暴力的な面や冷酷な面に気がつくのも小学生の頃である。どのようにして、それを受け入れ、乗りこなしていくのかというのを見せていきたい。(2023.5.25掲載)

NO.65/62

TITLE :

軋轢

武器の製作工場で働いている、20歳の京子とはな。二人はルームシェアをしている。京子は不安症でおとなしい性格、はなはマイペースで外交的な性格。二人は対照的であるが、仲が良い。ある夜、京子は彼氏の神田に浮気されたことを知る。落ち込んでいる京子に、はなはカッターで神田を殺害することを提案する。二人は神田を殺害しに行く途中で、同僚の長谷川と出会う。長谷川は、二人の話を冗談だと思っている。ところが、二人は本当に神田を殺害してしまう。京子は後悔をし始める。だが、はなは気にせずに四番目の彼氏に連絡して遊びに行ってしまう。一人、悲しみに暮れている京子に対して、長谷川は自分が神田の代わりになることを提案する。

  • ドラマ
  • プロット有

ABOUT THE PROJECT :

命は尊いものだと思う。だけど、あまりに軽いと感じることもある。
この映画の世界は、人の命の価値が低い世界だ。武器工場では、戦争で人を殺害できる武器を作っているし、京子とはなは浮気性の男を殺害してしまうし、その男の代わりになる男は簡単に現れる。
この映画の世界は少しぶっ飛んでいるけど、今の世界とそんなに変わらないかもしれない。
人は衝動的に誰かを消そうとするし、誰が消えても特に何も変わらないし、誰かが誰かの代わりになってもあんまり影響は出ない。
それが悪いことだとは思わない。そういうものだと思う。
それでも、その人らしさというのはあるのだろうか、それともないのか、ということをこの映画の中で描いていきたい。(2023.5.25掲載)

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