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DIRECTOR

NAME :

笹谷遼平SASATANI Ryohei

PROFILE :

1986年京都府向日市生まれ。
2008年同志社大学文学部哲学科卒業後、関東に拠点を移し精力的にドキュメンタリー映画を作りはじめる。2015年から劇映画のシナリオ執筆を開始。
2019年、北日本の馬文化を7年間にわたりとらえた『馬ありて』を公開。
2022年、かつて日本の山々に実在した放浪民・サンカをモチーフにした自身初の長編劇映画『山歌(サンカ)』をテアトル新宿から全国公開。
自然のなかで人間がいかに生きるかをテーマに映画作りに取り組んでいる。

FILMOGRAPHY :

【Documentary Film】
『昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜』(2008)
『ファニーフェイスの泣き歌』(2009)
『蝋塊独歩』(2010)
『スイッチン -バイブ新世紀-』(2011)
『馬ありて』(2019)

【Feature Film】
『山歌(サンカ)』(2022)

【Short Film】
『カミカゼという名の塹壕』(2017)

【Others】
『源流への言葉』(2020)*朗読映像

AWARD :

【Documentary Film】
『馬ありて』
American National Gallery 公式招待作品(2019)
毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画部門 最終ノミネート(2019)

【Feature Film】
『山歌(サンカ)』
大阪アジアン映画祭 Japan Cuts Award 受賞(2022)
Helshinki Cine Asia映画祭/フィンランド 招待上映(2022)
EIGASAI/プラハ 招待上映(2023)

【Short Film】
『カミカゼという名の塹壕』
My Rode Reel/オーストラリア Best Japanese Award受賞(2017)

【Scenario】
『お還り』
伊参スタジオ映画祭 審査員奨励賞受賞(2017)

『黄金』(劇場公開時『山歌(サンカ)』に改題)
伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞受賞(2018)

VIDEO :

『馬ありて』予告編

『山歌(サンカ)』予告編

FILM PROJECT

この監督が提案する企画

NO.67/62

TITLE :

『水蓮』

2020年、コロナ禍の大阪で餓死した時子(83)は無戸籍者、そして戦災孤児だった。

時は遡り1954年。祭りのテキ屋の一角に、七味売りの口上をうなる、かつての時子(16)がいた。男社会に反発し拝金、冷笑を信条に渡世している彼女はあるとき炭焼きの男・省三(23)と出会う。時子は、無欲にただ黙々と自然の一部として炭を焼き続ける省三に惹かれた。しかし満州での引揚げ体験により心に深く凄惨な傷を抱えていた時子は、眼前にある省三との平穏な生活に耐えられず、再び渡世の世界に戻っていく…。

  • 戦争
  • ドラマ
  • 恋愛
  • プロット有
  • 脚本有

ABOUT THE PROJECT :

1945年、21歳の私の祖父は中国で終戦の日を迎え、シベリアにて3年間の壮絶な捕虜生活を過ごし、1948年に引き揚げ港・舞鶴に降り立つことができました。シベリアで祖父が生き延びなければ、私は存在していません。
そして2020年コロナ禍の大阪で、戦災孤児・無戸籍・不法居住の老女が餓死するという痛ましい事件がありました。コロナ禍が人の人生を変えたこと、戦争の傷跡が現代と明確に地続きであることを同時に示したこの事件に、私は大変な衝撃を受け、今は亡き祖父に導かれるように、引き揚げ孤児の物語を書きました。
私の祖父はよく「自分は無数の犠牲の上に生きている」と言っていました。あらゆる困難を抱える現代だからこそ、生きることの本質、繋がりを教えてくれるこの言葉を胸に、映画作りに向かいたいと思っています。(2023.8.24掲載)

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