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DIRECTOR

NAME :

齋藤栄美SAITO Emi

PROFILE :

東京造形大学映画専攻卒業後、助監督として多くの監督の下で経験を積む。2017年若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)にて短編映画『トーキョーカプセル』を監督。2018年長編映画企画『うぶごえ』がMPA/DHU/TIFFCOMピッチングコンテストにてプレジデント特別賞を受賞、翌年Asia Pacific Screen Awardsに招待される。2020年短編映画『一夜二糸』が国内外の映画祭にノミネート。2021年ソニー・ピクチャーズによるオムニバス映画『DIVOC-12』にて短編映画『海にそらごと』を全国劇場公開。

FILMOGRAPHY :

【Short Film】
『トーキョーカプセル』(2018)※ndjc2017完成作品
『一夜二糸』(2020)
『海にそらごと』(2021)※オムニバス映画『DIVOC-12』

★ 『トーキョーカプセル』※ndjc2017完成作品、Netflixで配信中!
https://onl.tw/52Ew33z

★『海にそらごと』U-NEXTで配信中!
https://video.unext.jp/title/SID0064258

AWARD :

【Feature Film】
『うぶごえ』※企画
MPA/DHU/TIFFCOMピッチングコンテストプレジデント特別賞(2018)

『Over the Wind』※企画
TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM ノミネート(2018)

【Short Film】
『きみの言葉をぼくが伝える』※脚本
伊参スタジオ映画祭上毛新聞社賞(2019)

『一夜二糸』
Brisbane International Film Festival 2020
London Lift Off Film Festival 2020
Canada Shorts Film Festival 2020
The 26th ifva Awards
Carmarthen Bay Film Festival 2021
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2021 ノミネート
(2020-2021)

VIDEO :

『DIVOC-12』予告編

『一夜二糸』予告編

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FILM PROJECT

この監督が提案する企画

NO.59/62

TITLE :

『小さな空を蝶は飛ぶ』

ラマザン(23)は、トルコ内のクルド人迫害から逃れるために10歳の時に来日した。中学卒業後働いているのは解体現場。難民申請が未だ許可されず、就労ビザをもっていないラマザンにとっては不法就労だ。

ある日ラマザンは不法就労がばれてしまい、入国管理センターに収容されてしまう。 人権が無視された入管での生活に、ラマザンの精神は蝕まれていく。

過酷な運命に翻弄されつつも、必死に抗うクルド人青年の物語。

  • ドラマ
  • プロット有
  • 脚本有
  • パイロット版有

ABOUT THE PROJECT :

或るドキュメンタリーを見たことをきっかけに、私は日本にいる難民の方々に興味をもちました。彼らの置かれた環境に衝撃を受け、彼らの強い生き方に魅了され、日本の入国管理局の対応に疑問を感じました。

2021年、日本の難民申請は2413人。難民認定されたのは74人。難民認定率は0.7%。イギリス63%、カナダ62%、アメリカ32%、ドイツ25%といった諸外国の難民認定率に比べると、日本の難民認定率は極めて低い現実があります。
また日本の入国管理センターの収容者の半数が6ヶ月以上、最大5年にも渡る長期収容を強いられています。

難民の問題に答えをだすことは簡単ではありません。
でもだからこそ現状を知ることが大切だと思っています。

この物語の主人公の祖国、クルドには古い唄があります。「千のため息。千の涙。千の反乱。千の希望」。この作品が、クルド人、そして難民問題の、希望の1つになることを願っています。(2023.2.10 掲載)

NO.17/62

TITLE :

『うぶごえ』

望月 奏子(39) と望月 純平(35) は、待ち望んでいた子供を体外受精で授かる。
喜ばしいはずの出来事が一転。 その受精卵は医療ミスで間違って施術された他人夫婦のものだった ...。
「たとえ血が繋がってなくても、私たちの赤ちゃんとして育てられないかな?」出産を希望する奏子に対し「そんな簡単なことじゃないんだ!」と、自分が養子として育てられた過去を持つ純平は声を荒げる。
これは、ある小さな命が「うぶごえ」をあげるまでの物語。

  • ドラマ
  • ファミリー
  • プロット有
  • 脚本有

ABOUT THE PROJECT :

『日本で2019年に行われた体外受精は45万8101 件、出生数は6万598人。治療件数も出生数も過去最多を更新』
今、日本では、赤ちゃんの約14人に1人が体外受精で生まれています。
待ち望んでいた子供を、体外受精で授かる。喜ばしいはずの出来事が、一転。その受精卵が他人夫婦のものだったら...?
受精卵の取り違えは、2008 年香川県のある病院で実際に起きています。
この映画の主人公の女性は 39 歳です。 中絶したら次に妊娠する可能性は低い。さらに自分たちの受精卵では妊娠まで至る確率も低いことも発覚。そしてなによりお腹の中では、確実に命が育まれている...。
その時、彼女はどのような選択をするのだろう。
体外受精、養子縁組、子供をもたないという選択。
多様化する「子供」への考え方を、この映画を通じて一緒に悩み、考えたいと思い、この映画を企画しました。(2022.1.20 掲載)

※「うぶごえ」はMPA/DHU/TIFFCOM共催ピッチングコンテスト2018にて、プレジデント特別賞を受賞しました。

NO.16/62

TITLE :

『Over the Wind』

トラック運転手の小泉宏(40) は、離婚した妻との間にできた娘、結花(16)との11 年ぶりの再会を楽しみにしていた。 昔、行ったことがある思い出の山で待ち合わせする2人。感動の再会となるはずが一変!2人に強風が襲いかかる!さらに逃げ込んだ先では奇妙な人々と遭遇。この風の正体とは?親子の再会の結末はどうなる!?

  • SF
  • ドラマ
  • パニック
  • プロット有
  • 脚本有
  • パイロット版有

ABOUT THE PROJECT :

身の回りにあるものを使いパニック系SFを作りたい! そんな想いから、この映画を企画しました。 私が選んだのは「風」です。
子供の頃、台風の日にはワクワクし、春風には心がざわめきました。風は向かい風にも追い風にもなります。そんな風を使い、停滞している親子関係の変化を描きます。
パニックの中で、人はどのような葛藤、選択、成長をするのか!?
過去を恨む娘結花と、過去を後悔する父親小泉が、混乱の中だからこそできる行動、話せる本音。強風を越え、過去を乗り越えることができるのか?
親子の悲しくも心温まるラストを迎えるまでの数日間を描きます。(2022.1.20 掲載)

※「Over the Wind」はTSUTAYA CREATOR’S PROGRAM2018最終選考にノミネートされました。

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